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椎間孔拡大手術から約2ヶ月、7月16日に最終診察に行ってきました。 順調に回復しているということで特に再検査はありませんでした。
ちょうど、以前Mixiで相談メールをいただいていた愛知県の奥様が 脊髄症の手術"頚椎前側方部分椎体削開術(ALPV)"を終わり、現在 入院しているということだったので、医師と本人の確認を取った うえでお見舞いに行きました。
Mixiでは「歩くスピードが遅くて知らない人に罵倒された」という ような内容のメッセージをもらっていて、病室には車椅子まで用意 されていたのに「帰るときは下までお見送りします〜」とニコニコ。 普通にスタスタと歩いていて驚きました。 脊髄は一度損傷すると手術が成功でもめったに回復しない、と教わ っていたので。執刀医も病院も、そんなにすぐに回復するとは予測 していなかったそうです。
その奥様の場合は痺れや歩行困難の症状が出始めたのは今年の5月、 回復力がまだまだ高い40歳という若さもあり、速やかに手術を決心 したことが功を奏したのだと思われます。
神経根症の場合は放っておいたらいつのまにか治った、という人も 少なくないですが、脊髄症で自然治癒するケースは稀です。多くは 加齢が進んで骨がもろくなり、悪化していくばかりです。 脊髄症の症状がはっきりと出ている人は、手遅れになる前に手術を 検討してください。ちなみに私の執刀医の話では「脊髄症の名医は 全国にたくさんいるから、最寄りの名医を探した方がいい」という ことでした。理由は、遠方だと歩行困難になったときアフターケア が難しいから、だそうです。手術しようという気になったら、近場 で低侵襲手術をやっている病院を探してください。
神経根症や脊髄症などでつらい思いをされている方が、ひとりでも 多く苦しみから解放されますように。 いつもいつも長文になってしまってごめんなさい(ノ∀`)
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