サトルさんの闘病記(1)


頚椎椎間板ヘルニア 変形性頚椎症
頚椎脊柱管狭窄症 頚椎症性脊髄症

手術(後方 椎弓形成術)
39歳男性
★発症から手術まで★

◆ 2008年3月 発症
昔からスポーツマン、プロの格闘家で今は自営業(建設、建築関係で力仕事から営業、配達、デスクワークまで全てやります)アジアが主ですが海外出張も年2回ほど行きます。

発症は08年3月にダンス仲間と体育館で踊っていました。そして後転をした時に首、肩、腕に痛みのような痺れのようなものが走りました。しっかり手も突いていたので首は捻ってないと思ったのですが、軽い首の捻挫かなと思いそれから数日安静にしました。

仕事も無理しないように、重い物とかなるべく持たないようにして、車の運転も控えデスクワーク中心にしました。

しかし1週間様子を見ましたが全く痛みが引かず近所の整形外科に行き、そこではMRIが無いので、これも近所の脳神経外科で念の為CTとMRIを撮りました。その脳神経外科では『頚椎4-5番に少しと5-6番にへルニアが出てますね。手術するほどではないと思いますので安静にして様子を見ましょう』との事でした。最初に行った整形に行き診てもらいましたが同じく安静にとの事でした。

その後は鍼やペインにも行きましたが、良くなったり悪かったりの繰り返しで2ヶ月ほど経ちまして、これは何かおかしいなと思うようになりました。そういえば大分以前からも何か首や腕、背中、足に変な感じを覚えていたのも思い出し不安になってきましたので脊椎専門医に診てもらおうと思い、いろいろ知合いに聞いたりネットで調べ始めました。
◆ 6月 診断、原因!
脊椎専門医を探す時に、たまたま仕事の取引先の方で、手術して良くなられた方を間近で見ていましたのでその方にいろいろと聞きました。
その方もゴルフの腕がかなりで、とてもスポーツマンだったのですが急に腰が悪くなり歩くのも腰が曲がって大変になりました。その時は『うわ、大変やな、あんだけゴルフバリバリやってはったのに』と思っていたのですが、手術し以前と同じようにゴルフが出来、コンペで優勝されていたので病院を紹介してもらいました。

紹介していただいた専門医はかなり有名で、今は完全予約制ですが、去年までは週3回午前中に行けば当日診てもらえてましたので、脳外科で撮ったCT、MRIを持ち込んで診てもらいました。

『脊髄の圧迫は顕著に出ています。非常に手術の可能性が高いですし、他の専門医を受診されてもたぶんこの圧迫は手術になるでしょう』と言われ頚椎症性脊髄症と診断されましたが、もしここで手術を考えているならもう少し詳しくレントゲンを撮らしてもらいたいとの事でしたので撮りました。

『詳しく調べないと分かりませんが、手術は前方固定になるでしょう』と言われましたが、この時は手術方法など全然分かりませんでしたし、手術と言われたショックの方が大きかったです。

『体がガッチリしてますが、スポーツとかやってますか?』と聞かれ、今までのスポーツ歴を話しました。もしヘルニアなら原因は自分でもだいたいわかっていましたが…

今までのスポーツでずっと首を酷使してきました。中学、高校、大学と拳法や総合格闘技をやっておりまして、体を常に鍛えてました。特に総合格闘技の基本は『強くなりたければ首を鍛えろ』と云われ首の強化は半端ではなかったです。ブリッジしながら上に人を乗せて鍛えるのは当たり前の世界でした(^^)v
プロボクサー2
その後、プロボクサーとなり、リングで試合をし、首や脳を酷使してきたのですが、引退後は後輩を指導しながらダンスも始めました!これもまた首だけを酷使するブレイクダンスです(>_<)僕の場合は頭でクルクル回るヘッドスピンですね(^^)クラブやイベントでショーをしたりバトルしたり、考えたら首の酷使だけは逝ってますね!

これは自分の考えですが、一番首を酷使していたのが20年前の大学時代なのでこの時に原因が作られましたが、若さや首を鍛えてたお陰で症状は出ませんでしたが、加齢とともにだんだんと体のいろいろな所にガタが出てきたのでしょうか(ToT)/~~

主治医からは『まだそんなに焦る事はないので、手術を含め今後の事を考えて行きましょう。またこの病気についていろいろと勉強してください』と言われ、今回撮ったレントゲンを診ていろいろと方向性を考えてくれるそうです。(実際の主治医はかなり恐い言い方です。やさしい主治医ですが)
◆ 迷い!決心!
先ず、手術をするのかしないのか?しなければ駄目なほど酷いのか?同じ病名なのにいろいろな手術方法があり、良くなる人もいれば思わしくない人もいる。町医者や特に身内は切っては駄目だと言います。身内は『今まで格闘技で頭打たれてたからパンチドランカーはあってもヘルニアは無いやろ~』と笑いながら言います(´∀`)

主治医から勉強しなさいと言われても分厚い専門書なんか読めないし、ネットなんて情報が氾濫しててよけいに迷うし仕事もあるしで、なんやね~~状態です

ただ1年くらい前から体が何か変でした。大した運動でも無いのに急に首筋が痛くなったり、足が痺れたり、またアクロバットの練習でトランポリンもやってたんですが、普通に飛んでるだけで首が痛かったりしました。普通の人が飛んでも全く首が痛くならないのに何で体を鍛えてる俺の首が痛いのか?

手術は置いといて、とりあえず仕事がなんとか出来ているし、リハビリも兼ねてプールに行きました。クロールは問題無かったのですが、平泳ぎをした時、首に痛みや痺れを感じました!後で分かったんですが、首が悪い人には平泳ぎは良い事無いみたいですね。

そしてまたリハビリを兼ねて波乗りに行きました。毎年初夏~秋ぐらいまで波乗りやっいているのですが、パドリングが出来ませんでした。平泳ぎの体制と似ているのですが、ショックでした。 波乗りも高い波を攻めるなら別ですが、水や海なんて抵抗力も無くリハビリにはもってこいと思っていましたが、これさえも出来ないのかと思った時に、このまま安静にして良くなるなら良いのですが、良くならないなら手術しようと決心しました。

手術しても良くならない場合もあるようですが、今は医療も進歩しているようですし、以前みたいには無理かもしれませんが、以前に近いぐらいまで首が回復してくれるなら手術に掛けてもいいなと思いました。(^^)

そして前回撮ったレントゲンを診に診察に行きました。あわよくばヘルニアが凹んでたらとか、安静にしてたら治るかもしれないという言葉を期待しましたが、主治医からは非常に危険で早急に手術した方がいいでしょうとの診断でした。(ToT)/



◆ 再診断!
主治医からは、
『前回は前方固定と言いましたが、病名は変形性頚椎症後方拡大術で行きます。前方後方で意見が分かれるところですが、前方のヘルニアよりも狭窄が非常に危険。通常の男性で16ミリぐらい頚椎の器があり、14ミリ以下が狭窄と云われてるが、あなたのは8ミリしかなく、普通でも10ミリしか無い。狭窄では末期ですね。』と言われました(ToT)/~~

『???・・・・・・』

『先天性なのと、いままでの環境やスポーツなどいろいろ複合的なものがあるのでしょう。』

『手術したら治りますか?また格闘技や頭で回れますか?』

『まだ、わかってないようやな。ゴルフやテニスなど普通のスポーツやサンドバック打つぐらいなら良いでしょうが、今後はスパーリングやスノーボードのジャンプとか首に衝撃が掛かるものは禁止です。それが嫌なら他の病院に行ってください』
ガ~~ン・・・・・・
バク転宙返り! プロボクサー3 プロボクサー4
『あなたのは、前からのヘルニア変性もあるので、今回の後方からの手術が成功して初めてスタートラインです。まだまだこれからの事もあり一緒に頑張って行きましょう。』

生活環境、仕事、趣味などいろいろ考えて、僕にとってはベストな手術を選択をしてくれたと思いますが、この時点ではまだまだ?が多かったのです。嫁や家族にも説明せんとあかんし。会社をどれくらい休むのか。

まだ年令も40前で、いろいろスポーツするだろうし、仕事もそれなりの力仕事でどんどん活躍しないといけないので神経が損傷してなければ、若い方が断然予後が良いようです。主治医の今までの経験上これぐらいの圧迫、狭窄では何年とは言えませんが間違いなく歩行麻痺、排泄障害が出るでしょうとの事です。

僕の場合は早く手術を勧められましたが、働き盛りの男性と高齢者の方や専業主婦の方では、手術の時期とかまた変ってくるのかもしれませんね。

かなり地方からも来られてまして手術は約半年待ちなので、とりあえずといってはなんですが、とりあえず予約しました。

素人的に考えましたが、これほどの狭窄では、鍼や注射などで直る事はありえませんし器が狭いのに保存療法は意味が無いと思いました。たとえ痛みが引いても圧迫狭窄で大切な脊髄を痛める可能性があるのは恐いなと(>_<)

また遠くからも沢山手術しに来られていて一杯なのに、それほど症状の無い自分に早く勧めるのはよほどの狭窄もありますし、保存療法を選択し悪化される方も多いと聞かされました。

このように自分に言い聞かせて決心しましたし、手術し何も無ければ有る程度の仕事や運動も出来そうに感じたので決めました。

しか~し、まさかここから痛みが無くなって行き、またまた悩む事になるとは(ToT)/~~
◆ 秋頃!手術に備える!
手術と言われてもまだ半年先やし、症状も落ち着いて来たので全然ピンときてません

今だから把握出来るのもあるのですが、最初の首や肩、腕の痛みや痺れの症状は皆さんの激痛とかに比べたら中程度かもしれませんが、この原因と思われるのが頚椎4~5が少しと5~6の顕著なヘルニア変性の神経根圧迫と思われます。

後、少しですが足がたまにもつれたり、つっぱり感もありました。これは脊柱管狭窄の後ろからの圧迫でしょうか。

また、いろいろな知り合いからも聞きまして、術後の回復が早いように今から首に負担を掛けずに全身の筋トレや正しい姿勢を保つストレッチなどをしました。特に姿勢の悪い人は術後の脊椎や筋肉など体の変化で一層姿勢が悪くなる可能性もあるので、それらを気を付けてしておこうと思いました。

秋も終わる頃には、走るのも問題無かったのでランニングも距離を増やして行き、10キロぐらいは難無く走れるまで回復しました!踊りも頭で回らなければそこそこ激しく動いても問題なかったので仕事の終わりに疲れて無い時に踊ったりしました(^^)v

そして、ふと思ったのですが、『今って全然普通と言うか普通の人以上に動けてんのとちゃうん???』みたいな・・・

僕は主治医を信じてますし、技術的にもかなりの医師だと聞いていましたので早いに越した事ないし、早く終わらせたかったのですが、家族や友達の回りが『まだ早過ぎるんちゃう?』と強く言ってきました。特に『何で10キロも走れて片手で逆立ちしてる人が手術せんとアカンの???』みたいな感じです・・・

僕も言われたら考えてしまうので、いろいろな所で聞いたり、何人か専門医にも聞きました。って全然誰も信じてないんかいっ。みたいな・・・

途中、主治医には悩んだり迷ったりして怒られましたが、手術が必要な人がそこから逃げたらアカンと言われ、手術が成功して初めてスタートラインやとも言われたので決心しました(ToT)/~~

僕的に手術を決めた理由!(自分に言い聞かせた理由)
  • 直感!(手術せんとアカンやろな。この先生やな。)
  • モヤモヤした気持ちで生活する事は出来ません!
  • 専門医の先生は大体が『症状が出てからするか?、今するか?ですが、この狭窄だと早い方が良いでしょう』との事でした!
  • 狭窄は加齢と共にまだまだ進行するし、傷付いた神経は回復しない。脊髄圧迫の恐さを知っている専門医(医者なら誰でもと思いますが)は早く勧める。例え術後、症状が思わしくなくても脊髄や神経の圧迫を除圧出来ればそれはそれで成功だそうです!
  • 日本人?特に僕の周りに多いんですかね!手術はいっちばん最終手段とか、何としても手術だは避けたいという気持ちが全然強くないです。手術は違いますがアメリカとか早く遊ぶ為に坐骨神経痛の手術とか膝の内視鏡手術とかしてましたが極端に言えばそんな感じです。合併症のリスクとかもありますが、何年も苦労するより賭けでもするタイプかもしれません!
とは言え、正直そこそこ簡単な手術と思っていたのも事実で、当日はめちゃくちゃビビリました(ToT)/~~実際の手術は次回に書きたいと思います。


◆ 入院!(2009年2月4日)
入院前日までバタバタと会社の用事をしてまして、僕がいない時に社員にお願いする事を説明してました。後は任せるしかないのですが気になって気になって…

また次に踊れる日はいつになるのか分からないので仕事終わってからラジカセで音楽流しステップだけ遅くまで踏んでました!

入院当日、手術前日ですが、病院が偶然にも姉夫婦の家の直ぐ近くなので姉に車で送ってもらいました。前日の流れは皆さんとだいたい同じで、身体検査、手術の説明です。

身体検査ではもちろん異常無しどころか普通の人以上なので、体つきも含め『どこか悪いんですか?』と言われました。そのリハビリの担当の方がこれまた僕と一緒で格闘技、プロレス大好きだったので初日から話が盛り上がりまくりまして、その後ずっと楽しくリハビリ出来ました(^^)

手術説明では、『今回の手術はヘルニア変性、脊柱管狭窄による脊髄圧迫を後方からC3~C6の4椎をセラミックで広げます。前方のヘルニア変性による神経根圧迫は今回は治療対象ではありません』

最悪、神経根圧迫の症状が進んだら前方固定もあるようですが、今のところその症状も無く、画像診断でも比較的軽度だそうです。

普通手術となれば痛みや痺れが我慢出来なく手術すると思いますが、そのような痛みや痺れは神経根症状に多く、それらの圧迫を取り除いた場合、痛みや痺れが取れたとか、軽くなったとかかなり実感出来るようですが、僕の場合は感じれない脊髄だし、脊髄症状の歩行麻痺や排泄障害の前段階なのでそのような実感は薄いと思います。

画像診断で異常が見られても症状があまり無ければ手術を避ける医師も多いと思いますが、手術の腕もでしょうが、手術適用判断もとても自信があるように感じました。

また最初のイメージでは神経や骨格の画像診断以外の筋肉や歪みは専門外と思っていましたが全くの誤解でした。やはりそれらを総合的に診て判断するのでしょうね!やはり専門医は非常にレベルが高いと思いました!ド素人の僕に言われたくないと思いますが…

リスクは、合併症や、今回は後方の除圧なので脊髄が後方のみに除圧される為、それにくっついている末梢神経も後方に引張られるのでそれらの症状が出る可能性があります。

またC5、特に後方からの手術の場合、かなりの高率15%で腕に麻痺症状が出ると言われました。これはまだ解明されていない部分で、出ても直ぐ収まる場合や何ヶ月か時間が掛かる場合いろいろだそうです。

主治医は脳神経外科手術のエキスパートから脊椎専門医になられたので神経の事では超一流ですが、話がリアル過ぎて恐くて倒れそうになりました。『首を切って、この神経は感じるが、この神経は何しても感じない』などなどビビリまくりです。(ToT)/~~

特に僕の場合、戦うリングの上ではどんな強い相手でも恐いと思った事はありませんが、注射、点滴とか自分の血を見たらいつも貧血になりよく看護師さんに笑われます。TVの手術番組も見れませんし。一緒に説明受けた嫁の方が全然冷静でしたね。

手術前に後頭部を剃られました。後頭部も剃られました。散髪屋で『手術するのでメキシカンギャング風にカッコ良く刈上げ入れたってや』とお願いして入れてもらいましたが、まだまだ足らなかったようで看護師さんにカミソリで剃られました。男性はそうでもないですが、髪の長い女性は泣くようですね!

最もラッキーだったのが看護師さん、皆さん綺麗な方が多くてラッキーでした(^^)v

◆ 手術当日!(5日)
これから手術室に向かいます。こちらも皆さんとだいたい同じでしょうか。前日8時以降は絶食で、朝カンチョウしてトイレでお腹を空っぽにしました。10時半頃点滴したまま自分で手術室の手前まで行くのですが、この時、記念写真ではないですがピース写真撮りました。

正直この時まで理由は分かりませんが、何か余裕がありましたね(^^)v危機感が無いというか分かりませんが平常心でした。

そして手術室の前まで歩いて行き、救急車にあるような移動できるベットに寝ました。そのベットで手術室に入って行くのですが、手術室の天井のいくつものライトが見えました。

やべ~やべ~!大変な手術するんや~!この時、初めて事の重大さに気づきました。(>_<) 麻酔医にマスクを当てられ『はーい、ゆっくり深呼吸してくださいね~』と言われドキドキしながら2回ほど深呼吸したらマスクが口からハズれたので焦って『マスク外れました』と言い終わる前に意識飛びました。瞬殺!

いろいろな準備で30~40分ぐらい、実際の手術は3時間ぐらいだったようです。手術が終わって手術室から出て来た僕は顔面蒼白で、体中に管が繋がってたので家族は死んだと思ったようです。

無事に手術が終わりました!直ぐに主治医が来て、レントゲン見ながら「しっかり除圧出来成功しました」と言われ安心したようです。ただ主治医も終わったばかりで疲れててあまりろれつが回ってなかったそうです!

ほんと主治医には感謝しないといけません。ありがとうございます。m(__)m

次に気がついたら個室のベットの上でした。目が覚めたら家族や看護師さんがいて状況が飲み込めずにいて、訳分からない事を口走ってたようです。

体を見ると首から血栓予防のドレーンが2本、左手に点滴、右手に血圧や脈を測る機械に、両足はストッキング履かされ機械に足を突っ込んでいました。そして一番嫌なのが尿管です!

とりあえず手足を問題無く動かせているのでホッとしました。痛みや痺れも無く首も問題ありません。なんだこの程度かと思ってましたらここからが麻酔が切れて超大変でした(ToT)

夜8時頃から首の切った所が痛いし、腕と両足の機械が絶えず動いて締め付けられるので全く寝る事が出来ませんでした。最近は床擦れ防止でフワフワのベットが多いようでこれも腰背中が痛くてかなりのストレスでした(>_<) 基本硬い床か畳しか駄目なのでタオルを当てたりなんやかんや夜中にしてました!

それでも一人では出来ない寝返り(横向くだけですが)はナースコールで来てもらい、何度も寝返りを手伝ってもらいました!嫌な顔一つせずやさしく手伝ってもらい良かったですぅ~(^^)v

手術当日はかなりキツイと聞いていましたが、やはりキツかったですね!でも美人看護師さんがせめてものと言いますか、かなり救いになりました!
一睡も出来ませんでした…。
◆ 手術翌日!
8時に朝ご飯が来ました!お粥と味噌汁を何とか横向きの体制で食べさせてもらいました。とにかくしかっり食べて体力回復するのと、痛み止めを口からとりたかったので。夜中痛みが酷い人は座薬入れるみたいですがそこまではなかったので朝食後に飲みました。
やはり手術前日の夜から胃には何も入れてないので約36時間胃が空っぽの状態なので無理してでも食べました。

昼もなんとか横向きの体制で食べさせてもらい完食できたのですが・・・そうめんなんか出すなよ!どないして食うね!考えてくれよ状態でこぼしながらも完食しました(;´Д`)

昼過ぎには痛み止めも飲んでるし体的には非常に楽になりました。夕方主治医とリハビリの方が来て、カラーを装着してもらうのですが、いきなり首に何も付いていない状態で2回ほどベットから起きるところまでさせられました。首も安定しているようで最初からソフトカラーになり助かりました。

でも、という事は最初に作ったカラーはお蔵入りですね(>_<)高かったので勿体無いですが術後首が安定しているので良しとしましょう(^^)v

次に歩く検査もしましたが、普通にNSまで歩けたので尿管を取ってもらう事が出来ました。正直これが一番助かりました!何せ手術当日も外してくれ~~とお願いするぐらい気持ち悪かったですから。でも考えたら昔は全て看護師さんか家族が瓶にとってましたから、それを考えると付けるのは当然ですね!

この時点で弾性ストッキングも脱げたし、付いているのは点滴だけですね!お陰様でトイレの世話はしてもらう事が無かったので助かりました。夜ご飯も美味しく食べれたので手術翌日も何とか乗り切れました!夜になると食べづらいですが、自分で何とか食べる事が出来ました。

また、僕が使っている取り外せるカーナビを持って行ったのですが、これが一番使えました!HDD(ハードディスク)内蔵なので好きな曲が1000曲以上入ってます!TV、DVDも付いているので結局ほとんど病院の有料TVは使わなくてよかったです。

当日や翌日も主治医は夜遅くまで見回りされていたので、帰宅されるのは夜中12時回ってるだろうなと思いました!大変なお仕事ですね!

闘病記(2)退院~



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