事故 頚椎椎間板ヘルニア 保存的治療 |
■発症から診断まで | |
2000年後半あたりから肩こりが辛くマッサージに通う ○2001年1月、統合失調症の義母の介護中に事故発生、重量ドアに頭部を強打 ○後…頚部、背部の痛みが強まる ○2月、左腕の脱力感と痛み、指先の痺れ現象 ○3月、諸症状が進み食事中に箸を落とす…ヤカンもアイロンも持てない 唯事では無いと総合病院の整形外科を受診 ○レントゲン検査後、頚椎6〜7番にヘルニアの疑い有り、更に詳しい検査を要する ○MRI検査を受け、頚椎椎間板ヘルニアと診断される。(満43歳) |
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■整形外科での治療 | |
○「手の麻痺も出ているのでこれからどう進行するか分からない、 症状が悪化すれば 年内には手術が必要になるかも。 現状では痛みを緩和する為の投薬とリハビリしか方法は無い」 と言う事でロキソニンを処方される、首の牽引を試みる |
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■接骨院へ | |
○そんな中、知り合いの接骨院の先生に相談、 「首のヘルニアなんか滅多に無い、僕が治してあげます!」 ○2ヶ月ほぼ毎日のように接骨院に通う ○スパイラルテープと電気治療 痛みは緩和できず、待ち時間に身体が震えた (亡き父のガンの骨転移を思い出した…いつも痛みで身体を震わせていた) ○「病院でホルモン療法をした方がいいかも…うちではこれ以上の事はできません」 更年期障害とみなされたらしい… サジを投げられた ○お礼の付け届けをして 接骨院とさよならした |
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■ペインクリニックとの出会い | |
○2001年5月 2ヶ月の接骨院通いの間に疑問を持ち始めた時、知り合いの薬局のおばちゃんから 「ペインクリニックどう?」と情報を得た 早速に受診、 迅速かつ心有る対応に感激した 「こんなお医者さん初めて!」 まさに’身体と心の痛みをなんとかしてくれる’ |
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■ペインでの治療 ()内は薬品名 | |
○星状神経節ブロック注射(喉を通る交感神経に)、トリガーポイントを週3回&理学療法 首の牽引、繋がる腰の牽引、背部のSSP ○鎮痛剤(ロキソニンとボルタレン座薬)は胃腸弱いので滅多に使用せず ○痛みとの闘いでうつ状態、睡眠障害→睡眠導入剤処方(ハルシオン、マイスリー) ○痛み止めの補助として、抗うつ剤処方(トリプタノール) ○2004年からプラセンタ(メルスモン)注射 ○ソフトカラー着用 ○湿布薬(モーラステープ、カトレップ) |
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■効果 ブロック注射、鎮痛剤、眠剤、抗うつ薬、ソフトカラー、他 | |
○痛い痛いと布団の中で泣いていた頃のブロック注射は 藁をも掴む想い 帰路に鼻歌を〜♪ を記憶している 首の牽引は8キロから始め〜13キロまで。 過去顎関節症を患った為か14キロにトライしたが 顎が耐えられない、13キロマックス 8ヶ月程後に手の痺れが消失し 「頑張った成果かな?」 ○鎮痛剤…昨年、辛い時に服用後、胃痛、酷い吐き気に襲われ鎮痛剤による傷んだ 胃の為に飲んだ薬(サイトテック)を処方された時には苦笑「薬の為の薬が有るのだな」 吐き気の為の薬(ナウゼリン)も飲めない、ナウゼリン座薬を使用すれば酷い下痢 副作用のまた副作用にまたまた苦笑; ○眠剤については…本人の意識次第で、服用調節 一般的なハルシオンは翌日に覚醒せずに朦朧の副作用… マイスリーは5mgでは効果無く、10mgだとこれまた覚醒し難い ○抗うつ剤の効果は本人自覚無し 説明書を見ると「気分を明るくする」と書いてある Drに言えば「そりゃ良かった^^ 一石二鳥じゃない」 ○プラセンタ(人胎盤)は美容外科では保険の利かない若返り治療薬 更年期障害での治療は保険が適応、、効能は沢山らしい ヘルニアに繋がるのは、肩凝りや...早い話、血流関連 私の場合は睡眠障害に効果有り ○ソフトカラー…手術を受けた訳では無いので、固定の目的では無く 重い頭から首への負担を軽減の意味、 痛みが強い時に装着 確かに「楽」 「風邪ひきの咳が酷い時は首に負担が掛かるからカラーしてね」らしい ○湿布薬…モーラステープは「命」^^ 但し首には貼れない、かぶれる 首にはカトレップが痛みを騙してくれる |
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■他、試みた治療 整体、オゾン注射、鍼灸、組み紐 | |
○整体…身体を撫でるような、、脊椎の歪みを正す?静かな治療、無痛整体 一回9000円。 知人から「2、3回受ければ絶対治るよ!」と紹介された 10回近く受けた…変化無し、 やめた ○オゾン注射(保険適用外) 「保険適用のプラセンタ治療をしてくれるクリニックがあるよ」 知人から聞き受診した…プラセンタ治療の権威で全国的にも名の売れた先生のクリニックだった ヘルニアの事を話すと、何の説明も無く頚部から背部にオゾン注射をされた ’パスっパスっ!’っと何をされたのかも分からなく後に酷い痛みに襲われた ペインのDrに訴えると 「オゾン?痛かったでしょ! ガン患者の疾痛治療でオゾンは知っているけど…そうかそうか、 早く痛みが和らぐといいね」 『もうやりません;;』 ○鍼灸 「肩凝りや色んな事に聞くんだよお灸! kuniyちゃんもやってみな!」 隣人から紹介された 看板も無い治療院?だった 脊椎の模型でヘルニアの説明を受けた さ、お灸! 余りにもの熱さで悲鳴をあげた…「うーーーーーー我慢できません!」 そして過換気の発作を起こした 施術士が脈を取る… 「脈も薄いし、、ダメですね」 家族に迎えに来て貰い帰宅 ...これもダメだ... ○組み紐治療 TVやネットで見つけた 太く編まれたヒモで説明書通りにゴリゴリ背骨を矯正する 酷い痛みに襲われた 指導の元で無い方法に反省、 即刻やめた |
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■別件 | |
2003年7月に心臓の不整脈でカテーテル手術を受けた 24時間の身動きできない状態は ヘルニア持ちにはとても辛い 拘束に開放されて麻酔科に直行…ブロック注射を受けて生き返る 首にカラー、腰にもコルセット… 循環器内科病棟なのに似合わない でも、心臓が止まったらヘルニアの意味も無い 教訓…ヘルニア持ちは 寝たきりになるべからず〜〜☆ |
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■そして現在(2005年3月) | |
○昨年の8月、ヘルニアになって3回目のMRI検査 画像は前回よりも悪化していた なのに…症状は痛みに泣き、うつ状態に陥っていた頃より軽く感じられる 痛みに慣れちゃったのかな^^ 脊髄圧迫も有るし、神経根症状も有る でも「現状では手術を受けてもあなたが納得の行く結果は得られないと思う」 整形外科、脳神経外科、ペインのDrの診断 「下肢症状や排泄障害が出たら 手術を考えましょう」 ○今の想い 現在は激イタがないので、案外気楽に過ごしています (たまに下肢の異変に神経質になりますが) 痛みや痺れには波があって私の場合、冬、梅雨時期より秋の気圧変化に左右されるようです 辛い時は「何故、こんな痛みに泣かなきゃならない?」 と、原因と思われる父親の介護、継母の介護を恨んだ事も有りますが病院の帰り、 雨の降る中ふと水溜りで立ち止まり 「なんで?なんで? 私はただ頑張って来たのに なんでこんな事になるの? この水溜りは全部私の涙?」… 蹲って号泣した事も有りました でもね、そんなものを恨んだって… ヘルニアが引っ込む訳では無し… 時と共にヘルニアと付き合う術を学習して来たのでしょう今痛い時には凹んでも… 痛みが和らげば気持ちを前向きに…できるだけおアホ言ったりやったりして 上手く付き合うしか無い そう思っています 人間には微笑みと笑いが必要でしょ? その時その時で 流れて行くしか無いのでしょう 障害を持つ子供を育てあげ、親の厄介な病気とも闘い そして自身の病気とも闘い 出た結論は「おアホ言って明るく明るく^^」 面白可笑しく リハビリに行っても身体張って笑いを取る 具合悪そうに受診すると「え〜?!どうしたの?そんな格好似合わない!病人みたい」 あのねーーーわたしゃもう何年も病人なんですよ(笑;) 星状神経節ブロックは300回を超えて、もう数えるのやめました 喉辺に通る交感神経への注射は何度受けても慣れません ブロック注射に付いては様々な意見が有るし、注射注射も怖くなって来たので 先生にも訴えて最近は控えめにしています でもその治療のお陰で、何十年も苦しんで来た片頭痛が完治し、花粉症症状も半減と 良い事も有りました ヘルニアにももっと効果有るといいんだけど… 楽楽さんのHPから勇気と励みと情報を貰いながら ウォーキング(ワンコの散歩)と健康体操&ペインクリニックでの治療(現在週一回)を 引き続き行って行こうと思います 症状が悪化するのは不安ですが、その時はその時で…急を要し入院、手術される人は 沢山居る訳で、私はまだ保存状態で日常生活が送れる、家族の理解も得ている、 そして何よりも信頼できる医師と出会えた事は幸運です。 子供を育てるに当たり必要な事、どこかの先生が言っていました 三つの「ゆ」が必要と。 「勇気」「ユーモア」「ゆとり」 これ、病気と闘うにも必要ですね? |
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ご家族の介護、障害を持つ子供さん、ご自身の心臓手術、椎間板ヘルニア… 辛い症状に悩まされながら、これまでさまざまな治療をされてきました。管理者:楽楽 |
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