脊椎分離症・辷り症(すべり症)・腰椎すべり症

      

椎体の後方にある突起部が疲労骨折などによって分離し、脊椎が不安定になり、腰痛を引き起こしている状態を「脊椎分離症」といいます。

すべり症は、本来しっかり固定されているはずの椎体がすべって、前方へずれる状態をいいます。
脊椎分離症からこの状態に進んだ場合を「脊椎分離辷り(すべり)症」といいます。

分離しないで変性(老化)によって椎体がずれた状態を「脊椎非分離辷り(すべり)症」「変性辷り症(すべり症)」といいます。
腰椎では「腰椎すべり症」、頚椎では「頚椎すべり症」ともいわれます。
脊椎 頚椎7、胸椎12、腰椎5、仙骨、尾骨

脊椎分離症 (脊椎背面) 分離・すべり症 (脊椎断面)
脊椎分離症 脊椎分離すべり症

間節突起間が分離して腰痛を引き起こしている状態

固定されているはずの椎体が前方にずれている状態


症状
 腰痛、下肢のしびれ
脊柱管の中で神経が圧迫されて起こる脊柱管狭窄症の人は、長距離歩けなくなる(歩いていると足がしびれたり痛くなって歩けなくなるが、少し休むとまた元に戻って歩けるようになるのを繰り返す)
正座をすると腰痛は少ないけれど、イスに腰掛けると腰が痛い

検査内容
 レントゲン撮影
 MRI(磁気共鳴診断装置) より詳しい画像を得ることができます

治療法
 ・コルセット装着療法
 ・痛みが強いときはコルセットを付けることで体幹を維持します。
 ・腹筋運動(筋トレ)を行って腹筋を強化します。
 ・ウオーキング(ウオーキングを行うことで腰痛が軽減します)
 ・プール内歩行(浮力により歩きやすいです)
※動いたり歩くことが苦痛で歩かなくなると、血行不良になったり、筋力が低下して更に歩けなくなり、痛みが増します。




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※ 整形外科医師による参考資料をもとに作成しております。