まさかの転倒!思いがけない怪我!/肋骨骨折! と 尾てい骨強打!MRI!
(気になる腰椎すべり症の悪化?)
弥勒山-大谷山-道樹山の登山にて…

2008年4月 猛ダッシュして転倒、肋骨骨折 (20011年記入)

 体操教室を2003年にグループで立ち上げて、運動指導士を招いて名古屋市内のスポーツセンターの運動室を利用して、週に一回運動指導を受けている。
2008年4月のある日、運動仲間の一人がこのスポーツセンターの前辺りを歩いていた。ちょうどこの人に用件があったので追いつきたかった。呼び止めるには少し距離がある。それでダッシュして走ってしまった。ほんの20メートル程走ったところで歩道のくぼみに足をとられて転んでしまった。勢いがついていたせいか、ものの見事に前向きに転んでしまったのである。随分と派手な転倒だった。恥ずかしい~^^;
化粧舗装というのかどうか?細かい石を固めたもので表面はザラザラした感じ。例えでいうなら、大阪のおみやげの「雷おこし」に似ていると思う。
それが部分的に所々欠けているのである。大きな穴、小さな穴、幾つもある。雷おこしが剥がれて削れて凹んで大小のくぼみができている。その下はコンクリート。いつもは何気なく歩いていて何の支障もない。なのでこの日も気にせずつい走ってしまった。目線は目指す人に向けて。
大きな穴となっている箇所は避けて通れたけれど、小さめな穴は油断していた。早く追いつきたかった。大きな声を張り上げたとしてもこの距離では相手に届かない。恥ずかしいだけである。心の中で懸命に〇〇さーん!と叫びながら、追いつきたい一心で走った。
その瞬間だった!足が「雷おこし」に似た舗装が欠けた部分の穴に躓いてしまったのである。
両手を路面におもいっきり叩きつけた。こういうとき、咄嗟に手で支えようとする行動に出るものなのだと後からそう思った。同時にあのとき、別に走ってまで早く追いつかなくても、いずれ直ぐに運動教室で会ったときにでも用件は果たせたことなのに…と後になってそう思った。が、遅い。
手を強打したのだから、当然ながら両手のひらに怪我をした。捻ってしまったらしく、手の甲にも肘にも怪我をした。膝にスポーツ用のサポーターをしていたので膝は軽い打撲だけで済んだ。顔面を少しぶつけたけれど、眼鏡をかけていたので顎にほんのかすり傷程度で済んだ。代わりに眼鏡が傷ついてしまった。おかげで眼鏡を新調せざるを得なかったのである。ドライアイのため眼鏡をかけていないと目が痛いので眼鏡は必須だ。治療費よりも何よりも高くついてしまったので、眼鏡よりも顔に怪我をしていた方が良かったのにと、これも後になって。^^;
手のひらから見る見る血が滲んでくる。怪我をしたところに小さな石がくい込んでいた。ヒリヒリして凄く痛い!
スポーツセンター事務所で事情を話して、消毒薬できれいにしてもらい、怪我の程度が大きい箇所に傷バンドを貼ってもらった。
この時点で強烈な痛みはとりあえず手のひらだったので、応急処置を施してもらったからもう大丈夫!と思い、手が傷だらけのまま、この後、運動をして帰ってきた。
しかし、時間が経つにつれ、だんだん左の脇の辺りが痛みだしてきた。
翌日も朝から胸の脇がドーンと痛む。この日は友人達と、北海道旅行の打ち合わせのための約束をしていたので出かけた。そして旅行会社に行き、航空券の手配をしてもらって3泊4日の北海道旅行を申し込んできた。
この日の翌日(怪我をした2日後)、1ヶ月以上前から予約してあった草津温泉一泊旅行に行くことに。
相変わらず手が痛むけれど、脇も痛いけれど、痛みであまり眠れなかった他はたいした支障もなく、旅行を楽しむことができた。
ところが、帰る頃になって、痛みがどんどん強く感じるようになってきた。もう体を真っ直ぐにしていられないぐらい痛い。
ああ早く帰りたい…
旅行から帰って翌日からしばらく安静にしていた。それでも、動けなくはないので、車に乗ってちょっとした用をこなしていた。痛いながらついでにウオーキングも軽く。
しかし、やっぱり痛い。歩いていて痛む。大きく息を吸えない。クシャミをしても痛い。寝返りで痛い。それからというもの、家にこもってひたすら安静にしていました。次の運動日も休んで安静に。
一向に脇の痛みが引かない。転倒して12日後、整形外科の診察の予約日だったので、レントゲンを撮っていただいた。結果は「肋骨骨折」であった!どうりで痛いはずだ!
看護師さんにコルセットを着けてもらうと、たちまち重病人になってしまった気分になった。もうどこにも行けやしないと観念した。トホホ…
今、当時のスケジュール帳を開いてよくよく見ると、どこにも行かなかったのはこの次の1日だけであった。^^;
その次の日には、自分の車にガソリンを満タンにしていた。そのまた17日後にも満タン給油している。あれれ??
自分の当時の記憶では、とにかく呼吸が苦しかった。普通に息ができないのである。思いっきり深呼吸したかった。体を屈めていないと痛い。良い姿勢になって真っ直ぐに立っていられなかった。
それなのに、その間に、眼鏡屋さんに行き眼鏡を注文。コルセットをつけて実家の母の介護にも行っている。友人達とランチしてる。ショッピングも、美容院にも行っている。(笑)
結構出かけていたんだ。スケジュール帳が毎日黒い。そういえば、名城公園で”駐禁”の張り紙を貼られたのもこの期間だった。罰金15000円は骨折と同じぐらい痛かったなぁ。
動きにくい分、車に乗ってあちこち行っていたのだと思う。それと、骨折なんかヘルニアに比べたらどうってことない。日にち薬で治るに決まっている。痛みの原因がわかってからはある意味気が楽になっていたのも事実であった。実際に日にちと共に軽快していったのでありました。

そして、そして、転倒してから1ヶ月と18日経過、痛みが全くないわけではなかったけれどもう大丈夫!
北海道旅行に行ってきましたー!!

頚椎の脊髄症の人は足が上がりにくいといわれるけれど、私のこの場合はそれには当らないと思う。単なる自分の不注意で転んだのだと思う。それとあのアナポコが悪いんだと。3年経った今でもデコボコのままになっている。補修する予定などさらさら無さそうだ。まぁ、スポーツ施設にやって来る人たちにの中には、脊髄症状で足が上がらないという人はそもそも来ないのであろう。健康な人が健康のためにスポーツをやりに来るのだろう。
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2010年2月 道樹山で転倒、尾てい骨付近を強打 (2011年6月記入)

 愛知県春日井市の、弥勒山と大谷山と道樹山が連なっている山へ。
弥勒山の標高が437m、低い山ながら、お天気が良くて空気が澄んでいる日には頂上からの眺めが素晴らしい!
目の前に御嶽山、乗鞍岳、白山、伊吹山、鈴鹿山脈、恵那山、中央アルプスなどなど…
特に雪山がとても綺麗。山好きの者でなくてもあの景色に感動するはずだと思う。方角によっては、木の葉が茂っているところでは見えない箇所もあるが、ほぼ見渡せる。
県内で近いということもあり、また、登山口から頂上までの所用時間が1時間内外で登れてしまうので気軽に行ける。
コースは平坦な道あり、アップダウンあり、ちょっとした岩場ありなど、変化に富んでいるので何度登っても飽きない。
この日は体調も良く、お天気も良く、遠くの長野県木曽御嶽山がクッキリと見えていたので、よし行こう!と決めた!
気が向いたときにぶらりと散歩感覚で登山ができる山なのである。殆んどの人が軽装で、手ぶらの人も多い。
頂上に登るとすでに大勢の登山者で賑わっていた。2月の山々は真っ白。ある女性が、ここから見えている山は全部登ったと話していた。かなりのツワモノだ。
 ヤマガラが掌のピーナッツを取りにやってきます  ヤマガラという野鳥がここには冬でもいる。登山者がピーナツなどエサを与えているので懐いているようだ。ピーナッツを分けていただいて手のひらに乗せて腕を伸ばすと、なんと、野鳥であるヤマガラが手に止まった。
手に止まるのは、餌である木の実などが少ないこの季節限定らしい。
頂上でひと時を過ごしたあと、この日は体調が良かったので、ここから大谷山頂上へと向かうことにした。弥勒山のついでに何度も行っているし、ここから近い。まもなくして到着した。ここからの眺望はそれほどでもない。
さて、いつもならここからいつものコースを下山するのだけど、今日は体調が絶好調!お天気も絶好の登山日和!
ここにはコースが幾つかある。道樹山にも行ける。まだ道樹山には行ったことがない。体調は絶好調だ!
行くしかあるまい!!!
調子に乗って道樹山へと向かった。何てこともなく道樹山に着いてしまった。ここにも登山者がパラパラいた。長居するほどのことはなかったので、早々と下山することに。
ここでもコースが分かれていた。見た目同じようなものだと思って、右の細野キャンプ場、グリーンピア春日井池方面駐車場方面へ下山するコースを選んだ。(左は定光寺方面)
いつもの弥勒山の散歩感覚のイメージでいたので少し甘くみていたのかもしれない。意外と段差の険しい岩場が続いていたのである。しかも、ここには針葉樹の落ち葉がどっさり積もっている。滑りにくいトレッキングシューズを履いていても滑りそうである。険しい下りは苦手でもある。まだ登りの方がいい。登山事故が起こるのは下山途中に多いらしい。慎重に降りて行った。
と、そのとき、大きな岩がある段差に足を下ろした瞬間、ザーーーと滑ってしまった。手を岩にしっかり摑まったのに勢いで離れてしまった。
きゃーああああーーー!!!痛ったーーーい!!!
下まで滑落しなかったものの、その場にあった岩に尾てい骨の辺りを強打してしまった。
そのまましばらく動くことができなかった。
まだこの先、池のあるところまでの道のりは長そうだ。池からさらに駐車場まで行かなくてはならない。人がいそうな気配はない。誰かいたとしてもここでは何ともしょうがない。
しゃがんでうずくまっていたら帰れない。とにかく歩かなくては。険しい岩場をゆっくりと必死に降りていった。すると平らそうな道に出た。とにかく休み休みでも行くしかないのでゆっくりと必死に歩いた。途中で木製の変な階段に出くわした。足場が斜めになっている。階段というより梯子のようだ。こんな事にならなければ面白い階段に見えたであろうけれど、とても怖い。怖いけれど行かなければ…。腰をかばいながら慎重そのものだ。多分、変な格好で降りていたに違いない。いつの間にか後ろから来た2名がここでスタスタ追い抜いて行った。
なんとか池まで下山したけれど、池がこんなに大きかったのかと愕然とした。池をぐるりと廻って駐車場に戻るまでの長い道のりをトボトボと、やっとの思いで歩いてようやく車に辿りついた。
しばらく車の中で休んでから、どうにか家まで無事に帰って来れた。家に到着した途端、バタンキュー!寝込んでしまった。
家に着いてホッとして気が抜けたのと同時に、起き上がるときに激痛がー!!歩こうとすると激痛がー!何をするにも激痛がー!よくもまぁあのとき、車まで頑張って歩けたと思う。本当に必死で歩いてきた。岩にぶつけた瞬間はもう全てダメになってしまった。もう終わりだ。と思った。けれど、痛みをこらえてとにかく行かなければと、その一心で歩いてきた。

 歯の治療途中であった。3日前に一本の歯を二分の一に切って、その半分を抜いた。歯根をクリーニングしてカブセものが施してある。麻酔をして3時間ぐらいかけての手術だと歯科医は言っていた。終わったあと、「しばらく静かに大人しくしていてくださいね」と約束を言い渡されていた。
なのに、こんなことになってしまった。ああぁぁぁ…
3日後に歯科の予約がある。抜いた箇所を消毒してクリーニングもするのだそうな。そのまた3日後に抜糸すると言う。ああどうしよう…
歯科の当日、しょうがないので車で行くことにした。何をするにも痛くて仕方ないけれど、電車に乗って行くよりもまだマシなので。それに変な歩き方を人に見られるのは嫌だ。
歯科の先生に渋々事のなりゆきを話した。約束を破り、大人しく安静にしていなかったことを詫びた。先生は怒りはしなかったけれど、内心では怒っていたに違いない。一瞬、眉間に怒りが走ったのを私は見逃さなかった。直ぐに穏やかな表情に戻っていたけれど、呆れたと顔が言っていた。
そして腰を労わってくれながらの治療が始まった。

 尾てい骨強打から22日後、整形の予約日、当初よりも少しは痛みが和らいではいたけれど、尾てい骨を強打したことを話した。すると主治医の先生は、「尾てい骨が骨折していたら歩けないです」「ここまで歩いて来れたのなら大丈夫」とおっしゃいました。
ええー?こんなに痛いのに大丈夫?と思ったけれど、先生がそう言われるなら痛みが引くまでの我慢かあと。
大丈夫なら大丈夫! そうだよ、これぐらいヘルニアに比べたら、脊髄症に比べたら、ぜ~んぜんどうって事ないわ!
それ以来、痛みはあるものの、大丈夫!のお言葉どおり、日々を送っていました。
徐々に痛みは治まった。もう完治したようだった。
4月から12月までデジカメ撮影塾に参加して、長野県、岐阜県、三重県、奈良県、京都など計9回行く。8月と10月に岐阜県の籾糠山登山。弥勒山にも数回。冬には雪の入笠山登山、残雪の金時山登山。他ウオーキング大会にも参加。強打したことによる不調など少しも感じていなかった。
しかし、尾てい骨を強打して1年と3~4ヶ月経過した頃(2011年5~6月頃)から、尾てい骨の辺りから脚の付け根の内側に新たな痛みが出るようになってきた。
尾てい骨強打と関連があるのかどうかは解らないけれど、他に思い当たることは無い。歩けなくはないのでウオーキングは続けられた。上高地にも行ける。
以前から、腰椎すべり症ではあるが、これが原因なのだろうか?今年(2011年)になって尾てい骨の辺りが痛みだしてから、もうかれこれ3~4ヶ月にはなろうとしている。歩くときに痛い。脚だけは自信がある。でも、このまま痛みが進行したら…と考えると目の前が暗くなる。
腰椎すべり症だって、そもそも年齢による老化で起こるということは少しは理解している。そこに今回の尾てい骨(やや右寄り)強打。
イメージすると、老化でもろくなってズレている骨を、大きな石で強く叩いた!それと同じなのではないのか?そうではないにしろ、あの尾てい骨強打によって何がしかのダメージが腰椎に起こったのではないかと感じる。それが1年も経過してジワジワと症状に現れてきたのではないのかと…。
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2011年8月~2012年2月腰椎 MRI検査

 8月、腰椎MRIを撮ると、以前のMRI画像と変化はなかった。
過去のMRIは2003年、随分と久しぶりだ。当時はまだフィルム(ネガ)を見て診断されていた。あれからシステムがデジタル化されたため電子カルテに代わった。8年もの過去のMRIのデーターは今ここではわからない。病院には以前撮ったMRIのフィルムが保管されていないのだろうか?
今回のMRIデジタル画像で、「すべり症が進行しているのかもしれない。この部分が辷っている。ここが狭くなっている。前のデーターがないから前と比較できない。」とおっしゃった。そして今回のMRI画像をプリントアウトして渡してくださった。
何しろ前回MRIを撮ってから年数が経っているので、あれから年齢と共に腰椎が悪化しているのかもしれないということと、尾てい骨強打によって何がしかの障害が起こっているのだろうか?ということを自分なりに覚悟して今回のMRIを撮った。
実は、過去の頚椎と腰椎のMRIのネガフィルムを当時1枚800円だったかな?コピーしたものを計8枚自宅で保管している。それを自分で撮影してプリントした2003年のMRI画像と今回のプリントされたMRI画像を比較すると、全くといっていいくらい変わりない。素人目だからMRI画像のどこにどのような違いがあるのかがさっぱり判断できない。なので次の診察時に2003年の画像を持って行った。
 約8年前の画像と比較して見る限り何も変化無い。
ということは、腰椎すべり症が悪化したとは言えないようである。
しかし、画像には写らない部分もあるとのこと。「血管が細くなって、血流が悪いのかもしれないし、転倒したときに尾てい骨の辺りを強打したことによる何らかの影響があるのかもしれない。スポーツ選手が怪我をしても、傷めたところを他で補うようにして活躍している選手はたくさんいる。」と、先生はおっしゃった。
わかるような?…よくわからないような…???
私の尾てい骨の辺りの痛みは、やはり、あの時のあの転倒で尾てい骨を強打したことが原因で起こっているのだろうか?中心から気持右よりの痛みは、強打したときと同じ箇所である。座るとお尻と腰が痛い。動き始めに痛む。前屈すると腰(右側)が痛くて床まで手が届かなくなってしまった。
ウオーキング時に脚の付け根後ろ中心部がほんの少し痛むけれど、歩くことは可能である。7km~12kmのウオーキングにも参加できる。
なので、「腰が痛い」と訴えても誰も信じてはくれない。「座ると痛い」は更に解ってもらえない。「尾てい骨が痛い」と言えば笑われるだけである。お笑い小劇場やってる場合じゃないんだけどね、こっちは。
コマメに体を動かしている分には調子が良い。気を遣って椅子を持ってきてくださると、せっかくのご親切を無にしては申し訳ないし、座らないと怪訝そうな顔をされる。なので礼を言って一応座る。けれど、じっと座っていられないのである。椅子にもよるけれど。椅子に座りたくない理由をいちいち話すのが面倒だ。話したとしても解ってはもらえない。一から説明しなくちゃならないし、わざわざ持ってきて頂いたイスを悪いイスと言っているような印象になりかねない。話せばややこしくなってしまいそうである。嫌だ。椅子が痛い!怖い!は随分前からで、尾てい骨強打事故に始まったことではない。随分前からの憂鬱な痛みなのである。
 今回の腰とお尻(尾てい骨の辺り)の痛みは、2011年の夏頃がピークだとすると、多少は良いかなぁと思う。それでも波がある。ウオーキングと筋トレそしてストレッチを丁寧に行った後は調子が良い。調子が良いと、あの山この山が恋しく思い出される。「あの日のあの山のあの岩場のあの現場」にどうしても行かないと。雪辱を晴らすためのリトライでもあるし、次の登山へのステップアップのためでもある。ここをクリアしないと次へは行けない…みたいな。しかし、行くなら今度は逆コースを辿ろうと思う。下りのほうが危険度は高い。登りコースで行こう!安全第一を念頭に…。
早く治したい!!!

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2月20日 弥勒山へ!登山復活ー!
  一昨年の2月に、弥勒山~大谷山~道樹山へ。道樹山から険しい岩場を下山中に事故ってしまった。この事故を教訓に、山道を安全に歩くためのノウハウを一から見直そう。
そんな殊勝なことをあれこれ考えていると、山歩きを再開するチャンスが到来した!
このところ天気がパッとしない日が続いていた。 ところが、2月20日、”快晴”!!前日より天気予報をマークしていたので早起きした。早朝、朝焼け空に御嶽山のシルエットがクッキリと見えた!絶好の登山日和だ!クサクサしていた気分がいっぺんに吹っ切れた!今日を逃したら、あの素晴らしい雪の山々を見ることはできないかもしれないじゃあないかっ!!行こうー!!
アンダーシャツ、インナー、上着、cw-xタイツ、ソックス、シューズなどなど、より快適に歩くために、持っている登山用品の中から今日の登山に相応しい物を選んで用意万端整えた。もう気分はすっかりトレッカーに切り替わっている。スイッチON!!

 現地に到着すると、月曜日は駐車場が閉鎖されているため、他の駐車場を利用するのだけど、お天気がいいので満車状態だ。運よく1台分のスペースが空いていた。今日はついているぞ。
さて、コースをどうしようか?でもここはやっぱり8ヶ月ものブランクがあるから、ノーマルなコースにした。途中に大理石があるハズの箇所が無残に崩れていた。大木が倒れていて、大小の石がゴロゴロしている。通行禁止の注意書きなどはない。通っていいのかな?戸惑ったけれど、足場が悪い中を慎重に渡って行った。他にも大きな亀裂のような箇所があるのを見かけた。
ゆっくり目に歩いていたつもりだけれど、快調に足が運ぶ。うんいい調子だ。
 そしてそして無事、山頂に着いた!ヤッター!
オオー!ワンダフル!ビューティフル!!岐阜県、長野県方面の雪山たちが予想以上の素晴らしい姿で私を迎えてくれていた!
やっぱりこの季節に見せてくれる山々は一年の中で最も美しい。木曽御嶽山とその横に連なる中央アルプス連邦が、真っ青な空に真っ白い頂がクッキリと映えている。
空気が澄んでいる。大きく深呼吸した。ああ~、生き返ったようだ!
小さな祠に賽銭箱が置いてある。あいにく持ち合わせの小銭がない。あるのは1円玉1枚だけだった。うーん、千円札はチョッとねえ…無事に登れたことに感謝を込めて千円にしたいところだけど、ゴメンナサイして1円にしました。帰りの無事まで祈って1円。^^;
後ろ側には雪山とは相反する名古屋駅前のビル群が。遠くに鎌ケ岳と御在所岳、右方向に伊吹山がある。こちらは少々雲がかかっている。
登山者がここでお昼を過ごす。バーナーコンロがお役立ちのようだ。ラーメンを作る人あり、ホットコーヒーのお湯を沸かす人あり、熱燗で雪見酒の人あり~。皆、ここの眺望に絶賛だ。低い山なので、中高年の人たちでも気軽に登山を楽しめる。しかも眺めは最高!

 去りがたいけれど、長居は体を冷やしてしまう。もう一度この素晴らしい雪山たちを脳裏に焼き付けるようにしばし眺めてから、今登ってきたコースを下った。途中から遠回りしてみた。細い坂道が続く。両側にシダが生い茂る急な坂道が多い。そこかしこに滑った形跡が残っている。まだ新しいようである。細い道の両側にロープが張ってあることからも滑りやすいことがわかる。両手を左右のロープにしっかり摑まって下って行った。延々と歩いて、ようやく登ってきた道に合流した。そうか、ここに繋がっているコースだったのだ。また一つコースを覚えた。
休憩を含めて往復3時間強。まぁ、登山としては短い時間だけれど、充実した時間を過ごすことができたと思う。
車に乗り込む前に使った筋肉を解してから家路についた。行ってよかった。今回の登山は本当に有意義であった。
次の登山に向けてまた一歩踏み出すキッカケになった。ここをあと2~3本やってから、あの岩場に行こう!!^^
久々の登山であったけれど、筋肉痛は全くない。

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その後 2012年4月~5月 道樹山~大谷山~弥勒山
・弥勒山のみを2回。
・道樹山→大谷山→弥勒山(道樹山を登りで)のコースを2回。
・弥勒山→大谷山→道樹山(道樹山を下りで)のコースを2回。
 道樹山のあの岩場を、登りと下りの計4回通ったことになるのだけど、転倒した場所が何処なのかがよくわからなかった。どの岩場のどの石なのかを特定することはできなかった。岩場と階段を必死で降っていって、分岐点に来たところで右に曲がったこと以外に、あの日に歩いた道ですら覚えていなかった。うつ向いて下ばかり見て歩いていたようだ。こんな所歩いたのだろうか?あの日は足元だけに注意を払い周囲の風景など眺めるゆとりがなかったのだった。とにかく遠かったことしか…。
木製の梯子のような階段は実際は木(丸太)に似せたコンクリート製だった。勾配が急なうえ、手すりがついているものの足場が手すりとほぼ平行になっていて上から見ると斜めに下がっている。あの日は尾てい骨強打で激痛の身、降りてくるときにとても怖かった。後に同じルートを2回歩いたけれど、やっぱりこの階段を降りるのが怖かった。
道樹山登山道の岩場1 先を行く友人   道樹山登山道の岩場2 針葉樹の落ち葉が積もっているので滑りやすい
転倒した場所がどの岩なのかわからなかった。岩場と階段が延々と続く険しい登山道。友人はここを初心者レベルと言ってどんどん先を行く。 

 岩と階段が延々と続く険しい登山道長い階段が続く  道樹山登山道の階段 足場が手すりと平行に斜めに下がっている足場が斜め//の階段
今回、弥勒山⇔道樹山を、登りルート2回と、降りルート2回の計4回歩いて、あの日岩場で転倒してしまったことに自分の不注意をあらためて認識したのでした。

 ここを走って下山してくる男性が追い抜いて行った。登山靴ではなくて、ランニングシューズで駆け降りて行く。あっという間に姿が見えなくなってしまった。すごーい!!
私がようやく細野キャンプ場まで下山すると、その男性が汗を拭っていたので話しかけてみた。
日本百名山はとっくに制覇、3百名山もほぼ制覇、他に海外の名山にも登っているという。エべレストにも登頂したと話していた。
私が登山口から弥勒山の頂上まで登って、弥勒山から大谷山を経て道樹山まで行き、細野キャンプ場まで下山するための所要時間が、休憩を含めて3時間ぐらいかけて達成するのに対して、たったの40分程度だと言う。
ここには登山の前に足慣らしのために来るのだとおっしゃった。ここは登山とは言えないようだ。レベルが違う!違いすぎる!この方の脊椎はどうなっているのだろうか?と後で思った。腰痛?ぎっくり腰?経験したことなんかないだろうな?椎間板ヘルニア?そんなもん知らないだろうなぁ??
その後日にも、道樹山の下から走って登ってくる男性とすれ違った。前回の男性とは違っていた。すごい!スゴイ!凄ーい!!!
単独の登山者が多いけれど、10名ぐらいの中高年のグループにも出会った。さすがに走ってはいなかった。両手にストックを持って四足歩行になって登ってくる。
健脚者、登山の熟達者には日頃のトレーニングの場。登山初心者にはチャレンジの山。弥勒山も道樹山もここは結構人気の山なのだ!と思った。

他、5月末までに、東山一万歩コースを2回、ウオーキング大会(10キロ程度)に7回参加。友人とのウオーキングにも4回。
御在所岳の登山にも誘われたけれど、道樹山よりもはるかに険しい岩山なので今回は往復ロープウエイを利用。山頂付近を散策するだけにした。下見を兼ねて。いつの日か御在所岳「中道」の登山にチャレンジしたい…???
  し、しかし、怖すぎる。w(°0°)w ヒェー
三重県 御在所岳
左が「中道」の登山道「キレット」往路はここを降って復路はここを登る。 右が「一の谷新道」からの大黒岩。
ロープウエイからどちらにも人がいるのが見えた。

歩くことにはなんら問題はない。歩いているほうが調子がよい。山歩きのほうがより調子が良い。腰痛も去年よりはだいぶマシになった。痛みは依然あるにはある。3月と4月に接骨院に10数回通いました。連休前から行ってない。そろそろまた行こうかな…。ストレッチや筋トレなどの他に、自分でできないケアを補ってもらうのもいい。


~11月(御在所岳の裏道登山道がきつかった!)
10月、岐阜県の金華山(標高329m)「馬の背コース」登山。
11月、三重県の御在所岳(標高1212m)「裏道コース」登山。

11月、竹田城跡(標高353.7m)「観音寺山登山コース」~「駅裏登山コース」
岐阜県金華山「馬の背コース」
三重県御在所岳「裏道登山道」
 

兵庫県竹田城跡

次回は、御在所岳「中道登山道」にチャレンジしたい!!!その他、行きたい山が山ほどある。(^^)/



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